早く結婚したい……女性は様々なことがきっかけで結婚への思いが強くなります。
焦るのは良くないのは分かっていても、のんびりしている間にどんどんと時間が経って結婚できなくなるのでは?と悩むこともあるでしょう。
しかし、あえて言います。
やみくもに結婚を焦るのはいい結果をもたらしません。
まずは、どんな時に焦るのかを知り、対処法を見て行きましょう。そして、重すぎない結婚のアピールを身につけましょう。
結婚に焦る瞬間
女性はどんな瞬間に結婚を焦るのでしょうか?よくある事例を紹介します。
周りが結婚ラッシュ
友達の結婚時期や入籍時期ってなぜかかぶってしまうことが多いなと感じませんか?
仲良い友達や同窓生から次々と届く結婚のお知らせ。そんな中、「一人だけ置いて行かれる!」という気持ちになり、結婚を焦ります。
しかも、結婚式に出席している友人が既婚者ばかりの時は、自分が最後になってしまうのではないかと気が気ではありません。
結婚は勝ち負けではありませんが、1人だけ未婚というのは劣等感が募るものです。
寿貧乏に悩まされながら、若い子ばかりのブーケプルズやブーケトスに参加するのは「私は独身!」と言っているようでみじめな気分になってしまうことも…。
早く結婚してこの状況から脱出したい!!という気持ちになります。
30歳を迎えた時
30歳というのは女性にとって1つの節目です。
もう20代女子ではないので、そろそろ「若い女性」のカテゴリーに入りにくくなり、このまま出会いや結婚の機会が少なくなってしまうのではないか…と不安になりますよね。
30歳になるまでには結婚したかった!という思いを強く抱いている人は、途端に焦りが増してきます。
実際に30代になってからの婚活は20代よりも苦戦しやすいことも。
男性から相手にしてもらえるのだろうか?と気になったり、年齢的に結婚が付きまとうので重たいと思われるのでは?とプレッシャーを感じたりするでしょう。
周りが出産ラッシュ
結婚ラッシュが終わったと思ったら次は出産ラッシュ!
それなのに私はまだ結婚すらしていない…という事実を突きつけられ、愕然としたとこはないでしょうか?
また、会話が子どもや家族のことが中心になってしまい、友達と話が合わないなと感じることも。
女性は子供を持つと外出先も遊び方も変わってきます。
飲みに行く相手がいなくなり、ママカフェなどに誘われることもなく、疎外感を感じます。
職場で産休の人のフォローで残業が続いたり休日出勤をこなしたりしていると「人のフォローをしている間に出会いを逃し、売れ残ってしまうのかも…」と気持ちが沈んでしまうこともあるでしょう。
遊ぶ友達がいなくなった時
いつも遊んでいた友達が結婚をすると気軽に旅行や飲み会に誘いにくくなり、一人の時間が増えて寂しい思いをします。
「結婚なんてしなくても友達に恵まれているから幸せ♪」と思っていた人は、焦りだけでなく強い孤独を感じてしまいます。
また、結婚に興味無さそうな人や、自分よりも男性に縁の薄そうだった人に結婚を先越されると、「え、もしかして私ヤバイ?」と思うことも。
「結婚なんてしなくてもいいよね」という言葉を馬鹿正直に信じていたのは自分だけだったのか…と打ちのめされてしまいます。
仕事を辞めたい時
残業三昧、モラハラセクハラ上司、無理難題を押し付ける取引先、怖いお局様……
仕事を辞めたいと思っても生活がかかっているため、軽々しく辞めることはできません。
しかし、結婚したら旦那に頼ることができる!生活の心配なく辞めることができます。
誰からも非難されることなく仕事を辞めたい、パートとかもう少しのんびりと働きたい、そう思った時に解決策として結婚が光って見えるのです。
結婚を焦って振られたエピソード
結婚をしたいと焦る気持ちがから廻ってしまい却って結婚が遠のいてしまう女性はとても多いです。
結婚に積極的なのはいいですが、間違った方向に頑張ってはいませんか?
合コンで結婚アピールをしたらドン引き
合コンや飲み会での焦りエピソードをお伝えします。こんなアピールをしていたら要注意!!
飲み会の自己紹介で「結婚相手を探しに来ました!」と宣言したところドン引きされて誰からも連絡先を聞かれなかったトホホ……。
合コンは楽しく親睦を深め恋人を探す場所です。
恋愛をすっ飛ばして結婚を言い出す女性は重すぎて近寄りたくありません。
連絡先など聞いてしまったら結納の話をされるのではないかと思われてしまいます。(29歳 女性)
結婚を匂わせすぎて3ヵ月で破局
せっかくできた彼氏。もちろん結婚を意識しているよね?と思ったら、男性はそうでもないかもしれません。
あまりにも結婚を匂わせすぎるのは要注意です。
彼氏に交際3ヵ月の記念デートについて希望を聞かれて「市役所に行って婚姻届けが欲しいな」と言ったところ音信不通に。
どうして?豪華なデートやプレゼントをねだったわけじゃないのに……。
交際3ヵ月はまだまだ甘い恋人気分を満喫する時期。
結婚を考えることはあっても婚姻届けはリアル過ぎます。(32歳 女性)
同棲していたが破局
同棲しているなら、将来を約束してくれないと不安!そう思う人も多いのではないでしょうか?
ただ、同棲していても執拗に迫っては今までの努力が水の泡に…。
同棲も長くなってきて彼氏の真意を問うべく「結婚する気ある?」と聞くとなぜか結婚話ではなく別れ話に……涙。
女性は同棲が結婚の前段階だと捉えていることが多いですが、男性にとってはそうでないことも少なくありません。
結婚について問うタイミングや二人の関係性、彼氏の機嫌などによっては進展どころかゼロになってしまう可能性もあります。(27歳 女性)
焦ると失敗する!結婚を焦らない方法
何事も急いでは損するものです。
とはいえ、何も進展しないまま時間だけが経っていくのは焦りますよね。
結婚に対して無用な焦りを抱かない気持ちの持ち方をしてみましょう。
”結婚”と結婚しない
結婚をするのは生身の人間です。
これを忘れないでください。
”結婚”というものと結婚をしようとしてはいませんか?結婚そのものに過剰な憧れを抱くのをやめましょう。
結婚したら今焦っていることや苦しんでいることが全て解決すると思っていませんか?
確かに結婚をすれば結婚に焦ったり悩んだりする気持ちからは解放されます。
しかし結婚後も人生は続き、悩みや心配事はつきません。
結婚相手との関係、親戚との関係、「子どもは?」という質問、マイホーム、老後の資金…。
既婚者でも孤独を感じたり、判断に迷ったり、心配を抱えることからは逃れられないのです。
いま結婚以外のこと、例えば仕事のことや老後の不安などで悩んでいるのならば解決策を結婚に求めるのはやめましょう。
今を充実させる
先のことを考え過ぎると不安になってしまいますし、考えてもどうにもならないことが多すぎます。
先のことにとらわれ過ぎずに今を充実させましょう。
新しい趣味を始めたり、資格の取得を目指したり、仕事に邁進したりするなどがおすすめです。
今が充実していれば心が落ち着きますし、今やっていることが未来を良くすることに繋がっていきます。
新しい趣味や新しい場所で頑張れば楽しいだけでなく、新しい出会いもあるかもしれません。
判断軸をブラさない
焦りは視野を狭め、判断力を低下させます。
結婚に焦り過ぎると判断軸が「条件」になってしまいがちで、妥協による選択をしてしまいやすいです。
長く生活を共にする相手だからこそ、条件だけにとらわれず、価値観や中身を重視しましょう。
結婚をすることが重要なのではなく、幸せな結婚をすることが重要なのです。
「私はこういうふうに生きたい」と確固たる芯を持つことができれば、何をするべきかが見えてきますし、周りと比べて一喜一憂することもありません。
「趣味が一致する人と出会いたい」「婚活で愛想笑いをするよりも、自分らしく大笑いしたい」など、自分が一番大切にしていることは何なのかを考えてみましょう。
自分と周りを比べない
人は人、自分は自分です。誰と比べてどうかではなく、自分にとってどうなのかを考えましょう。
また結婚は早ければいいというものではありません。
「〇歳までに結婚する」という自分の中の概念があるのならば捨ててしまいましょう。
目標を持つのは良いことですが、目標によって不幸な気持ちになってしまっては意味がありません。
どうせ目標を持つのならば「相性の良い相手と結婚する」にしましょう。
それでもやんわり結婚アピールしたいなら
いくら焦るなとはいっても、全く焦らないのは難しいですよね。
相手に不快感やプレッシャーを与えずにやんわりと結婚をアピールする方法を紹介します。
自分の人生をどう生きたいかを話す
人生という大きな枠について話してみましょう。
どんなふうに働きたいのか、友人と関わっていきたいのか、老後に住みたい土地……そのような中に結婚を織り交ぜるのです。
「定年退職までうんと頑張って働いて、老後は夫婦で温泉巡りとか憧れるなー」「子ども2人育てて休日に公園で思いっきり遊びたいな。そうなると〇歳までには出産かな」など、自分は結婚をする人生を歩みたいということをアピールしましょう。
結婚だけを全面に押し出すのではなく、あくまでも結婚は将来の夢の1つとして扱うのがコツです。
家事をそつなくこなしアピール
女性の社会進出が進んだ現代でも、家事能力が高い女性は結婚相手として意識されやすいです。
部屋を片付けたり料理をしてアピールしましょう。
家庭では洗いにくそうな彼の服を洗ってあげるのもおすすめです。
そして最大の狙い目は看病!彼氏の体調が悪い時には優しく看病をしてあげましょう。
とはいっても構い過ぎないように。
また、男性はカフェ飯や維持にコストがかかりそうなアイテムは好印象を抱きにくいので注意しましょう。
彼の良き理解者になることで必要不可欠な存在に
いつも味方でいることで、彼にとってあなたはなくてはならない存在となります。
彼の話をよく聞き、労り、褒めるようにしましょう。
「彼女だけは何があっても自分のことを分かってくれる」と彼が感じてくれれば一生を共にしたいと向こうから言い出します。
彼が自慢話や愚痴を話し出した時にはウザイではなく「彼は私に理解を求めている、褒めて労わって欲しいんだな。これはチャンス!」と思いましょう。
例えば、物覚えが悪い新人に苦労しているという話を彼がしたのならば「そっかぁ、〇〇君根気強く教えてあげて偉いね。先輩の鑑じゃん」などと褒めます。
新人の悪口大会よりもずっと素敵な会話になるでしょう。
期限を決めて宣言する
期限を決めるのは特に同棲などの場合におすすめの方法です。
「あなたと誠実に付き合いたいからこそ、〇ヵ月(年)したら関係を見直しましょう」とあらかじめ宣言しておきます。
そして期限が来たらこのままの関係を続行する、結婚する、別れるなどの選択をしましょう。
最初から「結婚して」と言うと押し付けがましい感じになってしまいます。
しかし、このように期限を区切っておくと男性は彼女との関係を真剣に考えるでしょう。
また女性自身も「もう少し待ってみよう」などという迷いを抱かずにスパッと別れる勇気が持てます。
彼の好きな香りで離れられなくする
目に見えず、保存もできない香りですが、その心理的効果は絶大です。
人には視覚、聴覚、触覚、味覚そして嗅覚の五感があり、嗅覚以外は一旦脳で「考えて」理解しようとします。しかし嗅覚だけは「考える」ことなく脳でダイレクトに感じるのです。つまり、人の本能に理屈抜きで訴える作用があります。
そのため、男性は清潔な環境で子供を産んで欲しいという本能で、石鹸などの清潔な香りを好みます。
また、男性の本能を誘惑するのは髪の匂いです。髪からは女性フェロモンも発しています。
彼の好きな香りならば、問答無用で「好き!」「一緒にいたい!」となってしまうのです。
香水、柔軟剤、シャンプー、アロマなど彼の好きな香りを探してみてください。
まとめ:焦らず幸せな結婚へ
女性はある程度の年齢になると結婚を焦ってしまいやすいです。
たしかに年齢が上がるごとに婚活は厳しくなっていきますし、出産にはリミットがあります。
しかし、結婚を焦るあまり男性にドン引きされたり彼氏を追い詰めてしまったりしては意味がありません。
人と比べ過ぎず今を充実させて結婚にあまり焦り過ぎないようにしましょう。
そうは言っても全く焦らないなんて不可能ですよね。
やんわりと結婚について進展させたいのならば、結婚ではなく人生という枠で話したり彼にとって掛け替えのない存在になれるようにしたりしてみてください。
焦る気持ちを抑え、コントールすることが幸せな結婚の近道です。