「婚活を始めた時はすぐに相手が見つかるだろうと思っていたのに、気づけば独身のまま時間だけ経ってしまった」と悩んでいる人は多いです。
もっと若くて美人だったらすぐに婚活が成功したのでしょうか。
それとも利用している結婚相談所やアプリが悪いせい?
あなたの婚活がうまくいかない原因は、実は自分で考えているものとは別のところにあるのかも。
この記事では、婚活がうまくいかない原因と見直すべきポイントを紹介します。
目次
婚活がうまくいかない人の特徴とは
婚活がうまくいかない方には、いくつかの共通点があります。
まずは、男女別に婚活がうまくいかない人の特徴を見ていきましょう。
婚活がうまくいかない男性の特徴
- 条件にこだわりすぎている
- プライドが高い
- 奥手
- 清潔感に欠ける
比較的ハイスペックな男性ほどプライドが高く、女性に対して求める条件が多い傾向にあります。
また仕事に打ち込んできた男性は自分に自信があるからこそ、デートのときについ一方的な会話になってしまうことも。
一方で恋愛経験があまりなかったり自分に自信が持てなかったりする男性は、女性との接し方がわからず「会話が続かない」「身なりがだらしない」といったことが原因でなかなか交際のステップに進まないことがあります。
婚活がうまくいかない女性の特徴
- 条件にこだわりすぎている
- 男性に依存しがち
- プライドが高い
- 自分に自信が持てない
女性も男性同様、条件を厳しく設定している人ほど婚活がスムーズに進まない傾向が強いといえます。そのような女性はプライドが高く、理想と現実の乖離に苦しむケースも少なくありません。
また「結婚後は一切働きたくないから、高収入な男性じゃないと無理!」など、男性とともに歩んでいくのではなく寄りかかることを前提とした依存心の強い女性は、男性からすると受け入れがたい存在です。
関連:その婚活、高望みかも!30代女性が成婚するために見直すべき13の婚活条件
婚活もPDCAが大事!
婚活がうまくいかないと、順調に結婚を決めていく友達に置いて行かれたようで焦りますよね。
そんな時は、やみくもに数打てば当たる作戦をとりがちです。
アプリでひたすらマッチングを繰り返してアポをとりすぎたり、複数の婚活サービスをかけもちしてお試しばかり続けていませんか?
婚活では「PDCAサイクル」というプロセスがとても重要です。
「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「Action=改善」の4つのこと
PDCAサイクルというワードを、仕事などで聞いたことがあるかと思います。
PDCAサイクルのうち「Do=実行」だけを重ねても、なかなか状況は改善しません。
まず、これから紹介するチェックポイントと自分の状況を照らし合わせて「Check=評価」を行いましょう。
そして、軌道修正の方向が掴めたら、あらためて「Plan=計画」として今後の婚活の方針をたててみます。
自分を見つめなおす時間をとれば、きっと婚活の状況も好転するはずですよ!
婚活で陥りがちな3つのパターン
ここで、婚活停滞期に陥りがちなパターンを3つ、代表的なものから紹介します。
自分に当てはまる項目があるか確認してください。
1.出会い・アポに繋がらない
「アプリや婚活パーティーなどを試してみるものの、そもそもいいなと感じる男性に出会えない」
「まれに見つけたとしてもお相手はこちらに興味がないため、それ以上発展しない」というパターンです。
日常生活で待っているだけでは出会いが期待できないから婚活を始めたのに、実際に対人コミュニケーションが始まらないので婚活をしている実感が得られません。
時間を割き婚活用の洋服を用意しても収穫がなかったら、やる気がなくなってしまいますよね。
2.次のアポに繋がらない
婚活アプリや婚活パーティーで、最初のフィーリングで意気投合するのはわりと簡単な場合もあります。
しかし1度デートしてみるとイマイチ盛り上がらず、相手と連絡がとれなくなったり気持ちが冷めてしまい自分から連絡を絶ってしまったりというケースも多いです。
探り合いのような初デートを何回繰り返せば運命の相手に出会えるのか、不毛な戦いを続けている気持ちに襲われます。
初対面までにメッセージのやりとりを重ねていれば、なおさら貴重な時間を無駄にしたように感じがちです。
3.恋愛関係に発展できない
「マッチングしたお相手に特別気になる点が見当たらないため、何度かデートしてみたけれど一歩踏み込んだ関係に発展しない」という悩みもあります。
お互いに繋がりを切り捨てるほどでないけれど表面的な会話に終始し、結婚を意識した交際に結びつかないのです。
もしくは、結婚相手としての条件面は満たしていても恋愛感情がわかず、ときめきがありません。
スペック重視で選んだつもりが、「いい人」と「好きになれる人」のギャップに苦しんでしまうケースはよく見受けられます。
関連:婚活しているのに好きな人ができない!アラサー女性に多い悩みの理由と解決策とは
出会い・アポに繋がらない時のチェックポイント
まず、出会いやアポにそもそも繋がらないパターンにお悩みの場合に見直すべきチェックポイントを紹介していきます。
①出会いの方法
はじめに、利用している婚活サービスが自分に合っているのか確認してみましょう。
ツールとしては、「婚活アプリ」「婚活パーティー」「結婚相談所」を使う人が多いです。
どれも結婚を希望する男女向けのサービスではありますが、それぞれ特徴が異なります。
婚活ツール | 向いている人 |
アプリ | 出会いの窓口となる写真やプロフィールなどを上手くセルフプロデュースできる人 |
婚活パーティー | 第一印象や初対面の相手とのコミュニケーションで心を掴むコツに長けている人 |
結婚相談所 | 恋愛経験が少ないけれどスペックが高い人 |
自分が一番輝けるフィールドはどこなのか考えてみてください。
②理想と現実
出会いの数をこなしても好きな人ができない、もしくは相手とアポをとるところまでたどり着かない時には、自分の理想と現実が釣り合っているのか振り返る必要があります。
自分の理想を見直してみると、勤めている企業や、学歴など、こだわりがわかってくるはずです。
理想の男性を具体的にイメージして、彼が結婚相手として選ぶ女性に自分がふさわしいかチェックしてみましょう。
どんな女性にパートナーとして隣にいてほしいと感じるか想像し、自分がアピールできる長所や足りない点を洗い出してみます。
運動を始める、料理を習うなど、新しく習い事を始めたり趣味を見つけるのもアリですよ!
③アプローチ方法
「マッチングはするけれど会う約束ができない」「なぜかフェードアウトされてしまう」なら、メッセージ内での相手との会話やアプローチ方法を見直してみましょう。
相手の反応が悪くなったタイミングはいつなのか冷静に分析します。
写真を開示してテンションが下がったようであれば、プロフィール写真が自分を魅力的に見せているか確認します。
正直な意見を言ってくれる友達や家族のアドバイスを受けるのもためになります。
また、メッセージが途中から返ってこなくなる場合には、自分の発言を見返してみてください。
プライベートにいきなり踏み込みすぎたり、連絡の頻度やペースがずれすぎていないか振り返ります。
文字のやりとりは誤解を生みやすいので、アポをとり実際に対面するまで慎重に進めてくださいね。
次のアポに繋がらない時のチェックポイント
1度はデートできるのに2回目につながらない、という悩みもよく聞きます。
こちらが相手のことを気に入ったのに、お断りされたりさりげなくフェードアウトされたりするのはツラいですよね。
ここでは、次のアポにつながらない時に気をつけたいチェックポイントを3つ紹介します。
①身だしなみ
第一印象は、会ってから15秒以内に決まると言います。
はじめて2人で会う時の印象を高めることが、その後のデートでもっと内面を知りたいという気持ちを高めることにつながります。
アプリでの出会いなら、写真の盛り過ぎに注意しましょう。
実物とあまりにかけ離れた加工をしてしまうと、会った時にガッカリされるだけでなく不信感を抱かれます。
ナチュラルな魅力を引き立てる写真を選ぶようにしてください。
また、婚活パーティーでカップリングした相手なら、パーティー時の服装との落差がないようにしましょう。
パーティーの印象を壊すような過度なカジュアルは、避けたほうが無難です。清潔感を感じさせるスカートやフェミニンなブラウスなどが好感を持たれやすいです。人気の女子アナのメイクやファッションも参考になりますよ。
②話の内容や聞き方
次のアポに繋がらない理由として多いのが、デートでの会話の内容です。
つい自分のことで頭がいっぱいになりがちですが、相手がリラックスして会話を楽しんでいるか、よく観察してください。
仕事の自慢や愚痴、ペットについてなど、相手は興味のなさそうなのに気づかず話し続けていないでしょうか。
相手のプロフィールやメッセージのやりとりを事前に確認し、共通の話題として盛り上がれるトピックを選びましょう。
また、相手が出してきた話題について質問をして掘り下げたり、笑顔で相槌をうつことも大切です。
そして、結婚に関して最初からガツガツと迫るような印象を与えるのはNGです。
結婚できれば誰でもいいのかと思われる恐れがあります。
まずはお互いの相性を確かめる時間として、初回のデートを楽しく過ごせるよう意識しましょう。
③テンションや姿勢
初回のデートは男性も緊張しますし、関係が深まっていないのでデートの要領やペースがうまくつかめません。
選んでくれたお店や相手の見た目がタイプでないからといって、急にテンションが下がって冷たく接していないでしょうか。
女性慣れしている遊び人とは違い、結婚願望のある真面目な男だからこそ不器用なこともあります。
相手にエスコートを期待して任せきりにするのでなく、一緒に楽しもうとする姿勢が大切です。
そんなポジティブさが相手の心を開き、もう一度この女性に会いたいなと思わせます。
外見の良い男性とおしゃれなレストランに行く、といった理想にとらわれず、相手の内面を知ることがデートの目的だと考えてくださいね。
恋愛関係に発展できない時のチェックポイント
デートは何度もしているから、相手に嫌われてはいないはず。
それなのに恋愛関係に進まず、結果的に自然消滅してしまう場合、うまくいかなかった理由をあれこれ考えて答えが出ない人も多いのではないでしょうか。
そんな人は以下で紹介するチェックポイント3つを見て、あてはまる原因がないか確認していきましょう。
①相手に求めるものは何か
理想にこだわり、条件面やスペックでギャップがある男性をすぐ候補から外してしまっていませんか?
婚活を卒業した既婚女性の話を聞くと、相手の年齢や居住地など、自分の希望する条件と外れていたけれど幸せな結婚生活を送っているというケースは多いです。
相手との相性が良く内面に惹かれれば、小さな点は気にならず妥協したとも感じません。
理想と違うからといって切り捨ててしまえば、そのようなチャンスも自ら逃すことになります。
本気で結婚を考えた時に必要な条件をあげなおし、どうしても譲れないものだけに絞って視野を広げてみましょう。
②自分から動いているか
受け身になり過ぎず、積極的に動けているか思い返してみましょう。
相手にリードしてほしいからと言って、次のデートに誘われるのをただ待っていないでしょうか。
男性も、女性からの好意を感じないとアクションしづらいですし、他に候補がいる場合はそちらとのアポを優先してしまいます。
デート中の会話で、お互いの好きな食べ物や休日の過ごし方などが話題になったら、それらをきっかけにまた会いたいと思っていることを伝えましょう。
待ちの姿勢だけではつながるご縁も進みません。
少し勇気を出して、自分から動いてみてください。
③関係を進めるペースが相手とずれていないか
男性に居心地のよさを感じてもらうためには、関係を進めるペースが一致していることが大切です。
ゆっくり時間をかけて相手を知っていきたいタイプもいれば、すぐに恋愛に進みたい人もいます。
画一的に判断して、この男性は結婚願望が強すぎる、もしくは反対に真剣ではないと決めつけるのはもったいないです。
また、自分が前のめりになっていないか、あるいは趣味や女子会などを優先しすぎて相手にじれったい思いを抱かせていないかも注意しましょう。
2人の間に温度差を感じたら、デートで相手の恋愛観を聞いてみるのもおすすめですよ。
婚活がうまく行かないときは自己分析が第一!ひとつひとつの出会いを大切にしよう
ここまで、婚活がうまくいかない時のチェックポイントや改善方法をご案内してきました。
思うような成果が出ないことにだけフォーカスしてしまうと辛くなるばかりですが、原因を分析して次に生かせばきっと状況が改善するはずです。
ひとつひとつの出会いを大切に、前向きに婚活を進めていきましょう!