婚活をする女性の中には、結婚相手に望む条件が高望みになってしまっている人も少なくありません。
分不相応な高望みは成婚を遅らせる原因になることもありますね。
「自分は高望みなんてしていないはず!普通を求めている!」と思っている人ほど要注意。
意外にも、その条件が高望みであったことを後から知る女性も多いものです。
今回は、30代女性が成婚するために見直すべき13の婚活条件について詳しく解説します。
目次
自分の婚活条件が高望みになっていませんか?
女性は婚活をする上で相手にさまざまな条件を提示しますが、結婚相手には決して妥協したくないと感じる人は多いでしょう。
しかし、その条件によっては絶好の成婚のチャンスを逃してしまっていたり、婚活が長引いたりしている可能性があります。
キャリアを積むほどリアルな「普通の男性」が分からなくなる
女性も男性同様にキャリアを積むようになった今、20代は仕事に打ち込み、落ち着いてきた30代から婚活を始めるという人は珍しくありません。
仕事が忙しく男性との接点を持ってこなかったり、大手企業に勤めていて自身が高収入を得ていたりすると、世間の一般的な男性の平均がどれくらいなのかわからず、条件を高く設定してしまう方が多くいます。
キャリアのある30代女性ほど、平均以上に好待遇で魅力的な男性を求める傾向があるといえるでしょう。
生涯を共にする結婚相手には決して妥協したくないという気持ちは理解できますが、あまり高望みをしていると結婚のチャンスを逃してしまうことも少なくありません!
40代になると女性は成婚しにくくなる
婚活をする女性の年齢は10代から年配世代まで非常に幅広いですが、日本結婚相談所連名の調査によると女性は全国的に見ても40代以上になると成婚しにくくなるという調査結果が出ています。
そのため、絶対に結婚したいと考えている女性は20代や30代での婚活がとても重要となります。分不相応な高望みをしているとしたら、すぐにでも改める必要があるでしょう。
高望みしすぎて後悔…婚活に失敗した30代・40代女性たちの末路
それでは最後は、婚活に高望みをしすぎて婚活に失敗してしまった30代・40代の女性たちのリアルなエピソードをご紹介しましょう。
みなさんは同じような失敗をしないように充分注意してくださいね!
年収1千万以上の男性を望むあまりに条件の良い男性を断ってしまった!
結婚相手はとにかく裕福な人がいいとそればかり考えていた私は、30代の頃はたくさんの男性からアプローチを受けていたものの年収の低さを理由に断ってばかりでした。
しかし40代になってからは理想の年収の半分にも満たない人からもアプローチを受けることがなくなってしまいました。
後で思い返すと「好条件のカッコイイ人もたくさんいたのに」と後悔の日々が続いています。
より容姿の良い男性を選んだら性格が最悪だった!
自分の外見が世間の同年代の女性に比べて魅力的だと自信があったので、結婚相手にも俳優のような素敵な容姿の男性を希望していました。
いざ理想的なルックスの男性と交際を始めたところ、その男性が傲慢な最悪の性格であることが判明!幾日もしないうちに自分からお断りの連絡を入れる羽目になりました。
見た目だけを重視するのも考え物だということがわかりました。
学歴の高い人を選ぼうとしたら相手はもっと高学歴女性を望んでいた!
優秀な大学を卒業したことが自慢で、高学歴な男性と結婚することが夢だったのですが…
いざ理想的な男性に交際を申し込んだところ、相手はさらに高学歴な女性を望んでいて、「もっと自分に見合った男性を相手にした方がいいよ」と言われて私は絶句してしまいました。
その一言で自分のことを棚に上げて高望みしていたのがわかりましたが、結局プライドを失ってそのまま婚活も諦めてしまいました。
婚活市場の一般男性の平均年収や年齢をリサーチ!
婚活中の女性の高望みのラインとはどの程度が基準になるのでしょうか?
ここでは、婚活市場の一般男性の平均年収等をリサーチしていきましょう!
女性が考えている以上に、婚活男性の年収などはそこまで多くないのが現実ですよ。
男性の平均年収は545万円
まずは、婚活市場の一般男性の平均年収について見ていきましょう。
国税庁の平成30年度の民間給与実態によると、一般男性の平均年収はおよそ545万円という調査結果が出ています。
よく年収1千万円以上の男性が良いという声を聞きますが、そのような高収入の男性は極めて稀な存在です。
ちなみに年収545万円は月収ならおよそ45万円以上になりますので、普通に生活していくには充分な年収だと考えられます。
婚活市場の男性の平均成婚年齢は39.4歳
さらに日本結婚相談所連盟の2019年度「成婚白書」によると、婚活市場の男性の平均成婚年齢は関東でおよそ39.4歳だとされています。
20代や30代前半の女性から見れば39歳の男性はかなり年上に感じられますが、年齢条件を低くしすぎると成婚率もそれに伴って低くなってしまう可能性があるため注意が必要です。
結婚相談所では女性の平均年齢よりも男性の平均年齢の方が高いのは珍しいことではありません。
年収や年齢だけじゃない!実は高望みな13の勘違い婚活
高望みというとどうしても年収や年齢だけを考えてしまいがちですが、実はそれ以外にも高望みになってしまう条件はたくさんあります。
ここからは、実は高望みと言われてしまう13の勘違い婚活を順番に見ていきましょう。
②待っていれば男性が選んでくれると考えている
③自分よりも年収が高い相手を選ぶ
④学歴が高い人を選ぶ
⑤自分の好みの容姿を選ぶ
⑥自分よりも身長が高い相手を選ぶ
⑦太っていない相手を選ぶ
⑧親と同居してほしいと考えている
⑨専業主婦で共働きは考えていない
⑩バツが付いていない相手を選ぶ
⑪長男ではない人を選ぶ
⑫自分のレベルがわかっていない
①恋愛すれば結婚出来ると考えている
まずは恋愛経験が少ない女性が勘違いしてしまいがちなのが、恋愛をすると自然と結婚できると考えていることです。
若い頃は恋愛イコール結婚というパターンも少なくありませんが、ある程度年齢がいくと恋愛をしてもそう簡単にはいきません。
結婚するためにはお互いに様々なハードルを超えて理解し合う必要があり、結婚と恋愛は別物だということを身に沁みて実感することになります。
②待っていれば男性が選んでくれると考えている
また婚活を始めたばかりの女性や20代の比較的若い女性は、結婚相談所や恋愛アプリを通じてたくさんの男性からアプローチを受けます。
そのため、待っていればそのうちに男性が自分を選んでくれると考えている人も多いようですが、現実は興味本位の誘いはあってもそこから結婚に至るまでのお付き合いに発展することは極めて稀です。
30代になっても受け身の恋愛で男性に選んでもらえるのは、よほど容姿が良いか魅力的な女性だけだと理解しなくてはいけません。
③自分よりも年収が高い相手を選ぶ
これは多くの女性が望むことの一つでもありますが、婚活中の女性にとっては「自分よりも年収が高い相手を選ぶ」という行動は、実は高望みの例の1つなのです。
男女平等の社会とは言えども、まだまだ女性は男性に高収入を望む傾向が強いです。
高収入の男性は他の女性からのアプローチも多くライバルが非常に多いため、よほど自分に自信が無ければ結婚に至ることは難しいかもしれません。
④学歴が高い人を選ぶ
結婚相手に学歴が高い人を選ぶのは自分の学歴にコンプレックスを抱いている女性か、または自分が高学歴である女性かの2パターンに別れます。
高学歴の男性は高収入である人も多いため、やはりライバルが増えてしまう可能性があります。
高学歴の男性を選ぶ場合も、高収入の男性を選ぶ時と同様にもちろん高望みとなってしまうケースは多いですね。
⑤自分の好みの容姿を選ぶ
毎日顔を合わせる結婚相手は自分の好みの容姿の人がいいと思うのは仕方ありません。
しかし、結婚生活においては外見の好みよりも内面の性格や価値観を第一に優先すべきです。
仮に外見は自分好みでなかったとしても、相手とのフィーリングが合えば外見はさして重要な条件ではありません。
⑥自分よりも身長が高い相手を選ぶ
高身長とは言わなくてもせめて男性は自分よりも身長が高い人が良いという人もいます。
本人としては充分妥協しているつもりなのでしょうが、女性の身長の高さによってはこれも実は立派な高望みとなります。ヒールを履いても背が並ばないなどの条件を付けるとさらに高望み度合いはアップ。
身長で条件を付ける女性は意外と多いため、背が低くても好条件の男性をみすみす逃している可能性が大いにあります。
⑦太っていない相手を選ぶ
結婚相手の体型で条件を決める場合はどうでしょうか?
異性の好みはさまざまですが、例えば太っていない相手を望む場合なども高望みになるケースはあります。
特に男性は30代40代以上になると代謝が落ち、若い頃の体型を維持できている人はどんどん減少していくためスタイルの良い男性はそう簡単には見つからなくなります。
また、男性のスタイルに条件を付けるなら自分もしっかり体型管理ができている必要があります。
⑧親と同居してほしいと考えている
女性が一人っ子である場合や長女である場合は、親と同居してほしいと考える人は多いです。または同居とまではいかなくても、実家の近くに住みたいというのも高望みになってしまうかもしれません。
女性が男性側の両親との同居にあまり気が進まないのと同じように、男性も女性側の両親との同居や近くに住むことを「監視されているようで気が休まらない」と嫌がる人は多いですよ。
⑨専業主婦で共働きは考えていない
仕事をや辞めたい人や苦労したくない人は専業主婦でいさせてくれる人を条件に選ぶことが多いですが、そのような男性はやはり高収入な男性ということになります。
現代の日本において何の金銭的な不安もなく専業主婦でいさせてくれる男性を探すのは、かなり難しいことだとあらかじめ理解しておく必要があります。
⑩バツが付いていない相手を選ぶ
バツがついていない相手とはこれまでに一度も結婚や離婚をしたことがない男性のことを言います。
女性としてはなるべくこのような男性を選びたい気持ちは理解できますが、ある程度の年齢がいくと結婚歴や離婚歴がない男性はとても少なくなります。
ただし、婚活市場においてバツイチの男性は結婚への真剣度が高く、経験値もあるためかなり重宝される人物でもあるのです。
⑪長男ではない人を選ぶ
義両親との同居を敬遠する女性は長男ではない男性を条件に上げる人も多いですが、このタイプの男性はかなりの好条件の相手として人気があるため、結婚にいたるまではかなりの努力が必要になります。
反対に、自分が長女である場合や一人っ子の場合は男性がプレッシャーを感じてしまうことがあるため、さらに条件が厳しくなります。
⑫自分のレベルがわかっていない
婚活をする中で高望みばかりする女性は、そもそも自分のレベルがわかっていない人もたくさんいます。
条件の良い男性は自分に自信があるため結婚相手にはもちろん自分に釣り合うだけの魅力を持った女性を選びますが、それを理解できていない婚活女性は多いようです。
若い頃の感覚のまま自分を求める男性はたくさんいると選り好みをして高望みばかりしていると、いつまでも結婚することはできないでしょう。
⑬「普通」の男性を求めている
婚活の高望みの話になると必ず「本当に普通のい男の人でいいのに!」と言う女性が出てきます。
しかし、この「普通の男の人」というのは実は最も婚活で人気があるタイプになります。
普通の男の人と普通に恋愛をして結婚するというのは、簡単なようで非常に難しいことだと理解する必要があります。
婚活高望み女性にならないために!結婚が近づく5つの婚活のコツ
様々な婚活の高望みについて見てきましたが、婚活高望み女性にならないためには理想と現実の違いをしっかり理解しておくことが大切です。
以下の5つの点を心に留めておくことで、結婚できない負のループを回避できます。
関連:【年代別】好きな人ができない理由とは?その要因と恋がしたくなる異性との出会い方も紹介
②自分の理想と現実のギャップを知る
③理想に合った婚活の絶対条件を3つに絞る
④絶対条件の許容範囲を設定する
⑤理想のために自分に足りていないものを補う
①自分の理想の結婚生活を明確に
婚活高望み女性にならないためには、まず自分の理想の結婚生活を具体的に思い描いて明確にしておくことが重要です。
セレブのような生活をしたいのか、つつましく笑顔で過ごせれば良いのかで結婚相手に対する条件は変わります。
自分の理想とする結婚生活にそれほどハイクラスな男性は必要ないと理解できれば、分不相応な条件が何の意味もないことがすぐに分かりますね。
②自分の理想と現実のギャップを知る
婚活をする時は、自分の理想と現実のギャップを知ることも大切です。
上でもご紹介しましたが、漠然と年収1千万円以上の男性がいいと思っていても現実にそこまで年収が高い男性はごく一部です。
現実を知ることで自分が高望みをしていることが分かれば、自ずと相手に対する条件も世間一般的に見て常識的な内容に変わってくるでしょう。
③理想に合った婚活の絶対条件を3つに絞る
さらに結婚相手に妥協したくないという思いが強い女性は、自分の理想に合った婚活の絶対条件を3つに限定して絞るのもおすすめです。
あれもこれもと様々な条件を付けるよりも、3つだけに条件を絞ったほうがそれに見合う男性は見つかりやすくなります。
また、自分が結婚に何を求めているのか客観的に捉えることもできるようになりますよ。
④絶対条件の許容範囲を設定する
婚活の絶対条件を3つに絞っても良い相手が見つからない場合は、絶対条件の許容範囲を設定することも考えてみましょう。
例えば年収500万以上と条件を決めた場合は「年収400万から500万円」に範囲を定めたり、東京在住の人と条件を決めた場合は「関東在住の人」と範囲を緩めると相手が見つかりやすくなります。
必要に応じて臨機応変に条件を変えることは大切ですね。
⑤理想のために自分に足りていないものを補う
ただただ自分の理想だけを並べていては、それは単なる高望みです。
高望みにならないようにする一番重要なことは、自分に見合っている・それ相応であるということ。
わかりやすい例でいうと「イケメンと結婚したい」ということを絶対条件にしているのなら、自分の内面や外見を磨く努力をしているのか、自分に問いましょう。
「もっといい人」ではなく「自分に合った人」を探す婚活を!
婚活をしていく中で高望みしすぎてしまうのは婚活が思うように進まず、あまり良い結果を生むことはありません。
高望みしないためには、下記の5つを見直す努力をしましょう。
②自分の理想と現実のギャップを知る
③理想に合った婚活の絶対条件を3つに絞る
④絶対条件の許容範囲を設定する
⑤理想のために自分に足りていないものを補う
「もっといい人」を追い求めるのではなく、「自分に合った人」を探す婚活で最高の幸せを手にしてくださいね。
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