結婚相談所でいい出会いに恵まれ結婚が決まったときに気になるのが、結婚式の「馴れ初め」をどのように紹介するか。
最近では結婚相談所を利用する人も増えてきていますが、公の場で「結婚相談所で出会いました」と発表するのはなかなか勇気がいることです。
結婚相談所で知り合ったカップルは、結婚式で馴れ初めをどのように紹介しているのでしょうか。
この記事では、結婚相談所で結婚したカップルは結婚式で馴れ初めをどのように紹介しているのか詳しく解説します。
そもそも結婚式の馴れ初めって？
結婚式の馴れ初めとは、結婚式でふたりを紹介する際にふたりが出会ったきっかけを説明することです。
最近では、出会ってから結婚するまでの写真をムービーにしてお披露目するというカップルもいます。
参列者からするとふたりがどういったきっかけで知り合ったかというのは、とても気になるところですよね。
馴れ初めって絶対に紹介されるの？
結婚式の馴れ初めは、絶対に紹介しなければならないわけではありません。
結婚式の主役はあくまで結婚するふたりです。
どうしても馴れ初めを紹介したくない場合は、打ち合わせの段階で決めてしまえばいいでしょう。
しかし、馴れ初めは結婚式では定番の話題です。
馴れ初めを発表しないことで秘密にされていると感じ、余計な憶測を持たれる可能性もあるでしょう。
結婚相談所で出会ったって言われるの？
馴れ初めを発表する場合、結婚相談所で出会ったということはよほど希望することがない限り言われません。
どうしても周りの人に嘘を付きたくないという場合や、両親も結婚相談所で知り合って結婚しているため抵抗が全くないという場合には、馴れ初めとして結婚相談所で出会ったことを公表することはあります。
しかし、特に会社の人が出席する場合は結婚相談所で知り合ったことを内緒にしたいカップルが多いようです。
結婚相談所で出会った二人の馴れ初めのパターン
実際の結婚式では、結婚相談所で出会ったカップルは馴れ初めをやんわりと濁して発表することが多いです。
全くの嘘をついてしまうと罪悪感を感じたり、あとでつじつまが合わなくて困る場合が出てきます。
そういったことがないように、嘘をつきすぎずに使われる慣れ初めのパターンを4つ紹介します。
【パターン1】友人の紹介と言われる
「友人の紹介」は、馴れ初めで一番よく使われるパターンではないでしょうか。
後でどの友人の紹介か聞かれたときに困らないように、友人には結婚相談所で知り合ったことを打ち明けて協力してもらうと完璧です。
もしくは、友人ではなくふたりの共通の知人とする方法もあります。
そもそも、結婚相談所のコーディネーターはふたりの共通の知人。知人の紹介というのは事実でもあるのです。
【パターン2】共通の趣味を通してと言われる
結婚相談所では、お互いの趣味や興味などの共通点からマッチングすることが多くあります。ふたりに共通の趣味がある場合、共通の趣味を通して知り合ったと紹介することは自然でしょう。
とても自然な出会いのひとつなので、馴れ初めに関して疑問を感じる方もいないはずです。
どのような趣味なのか、どうやって知り合ったのか、いろいろ聞かれた場合にきちんと答えることができるように、ふたりである程度打ち合わせをすると安心です。
【パターン3】仕事を通してと言われる
接客業や異業種の交流会などによく参加しているカップルの場合は、仕事を通してと紹介するパターンがあります。
ただしふたりの職種があまりにもかけ離れている場合や会社の人が出席している場合は、このパターンを使うのは難しいかもしれません。
もしそうでない場合は、「店員と常連のお客さんだった」など詳しいエピソードを作ることも可能でしょう。
【パターン4】結婚式をあげない
どうしても結婚相談所で知り合ったことをごまかして馴れ初めを発表するのは嫌だという場合は、結婚式をあげないという方法もひとつです。
近年では結婚式をあげないカップルも増えてきています。結婚式よりハネムーンにお金をかけてふたりでさまざまな国を旅行するのもいいでしょう。
また、結婚した後はふたりの新生活が始まります。ふたりの家や子どもができた時に備えて貯金をするという堅実なカップルもいます。
家族や友人への紹介はどうしたらいい？
結婚の報告をするときなど、馴れ初め以外にもふたりの出会いを聞かれるタイミングは多々あります。
家族や友人には詳しく聞かれることが多いため、ごまかしてもバレる可能性が高くなりそうですよね。そういった際のおすすめの対処方法を紹介します。
ありのままに話す
家族や友人が結婚相談所について偏見がない場合や、話してもいいと信頼している場合は、正直に話しましょう。
近年はインターネットの普及もあり、SNSやお見合いサイト、ゲームなど出会いの方法も多様化してきています。
結婚相談所に対してマイナスのイメージを持つ人も少なくなりつつあります。むしろ結婚相談所にはしっかりと身元も確認されている男性しかいないので、家族も安心するかもしれません。
それに、家族や友人は出会いのきっかけよりも結婚相手が見つかったことをとても喜んでいるはずです。
ただ結婚相談所で出会ったことを伝えていない人がいる場合には、あまり周りに言わないで欲しいことをしっかりと伝えましょう。
馴れ初めで紹介したパターンを利用する
結婚相談所に対して偏見がある人や関係が遠い人に対しては、上記で紹介した馴れ初めのパターンの中で一番角のたたないものを選んで紹介するのがいいでしょう。
結婚相談所で知り合ったことは、恥ずかしいことではありません。
しかし、なかには「結婚相談所は自分で相手を見つけることができない売れ残りの集まる場所」「結婚負け組」と結婚相談所をよく知らずに偏見を持つ人もいます。
そういう人にまで、すべてを話す必要はありません。
何か聞かれたときにつじつまが合うように、ふたりで打ち合わせをするのを忘れないようにしましょう。
実際に結婚相談所で結婚したカップルの馴れ初め報告事情って？
結婚相談所を通じて結婚したカップルは、実際親や友人、結婚式で自分たちの馴れ初めについてどのように報告・紹介しているのでしょうか。
ここでは親・友人・結婚式での馴れ初め報告事情を紹介していきます。
親には正直に話す人が大多数
引用：［アプリ・街コン・結婚相談所］ふたりの出会い、親や友達にどう話した？｜結婚情報ゼクシィ
近年は結婚相談所をはじめ、マッチングアプリや街コンなどの婚活サービスを積極的に利用する人が増えています。
そのため結婚が決まる前から結婚相談所で婚活していることをオープンに話している人も多く、親には正直に話すという人が8割以上と大多数です。
では親は、結婚相談所をどのように考えているのでしょうか。
親世代の人は結婚相談所に対し「真剣に結婚を考えている身元の確かな人と出会える場所」という認識を持つ人が多いため、結婚相談所がきっかけでの結婚に不安を抱く人は少ない傾向にあります。
友人の場合は人によって報告内容を変える
引用：［アプリ・街コン・結婚相談所］ふたりの出会い、親や友達にどう話した？｜結婚情報ゼクシィ
親しい友人には正直に話すものの、それほど親しくない友人にはほかの理由で話すという人が約半数を占めています。
一般化しつつある婚活サービスですが中には偏見を持っている人もいるため、人によって報告内容を変えている人が多いようです。
結婚式の馴れ初めは「友人の紹介」が鉄板
引用：先輩花嫁さんに聞いた！【アプリ・街コン・結婚相談所】ふたりの馴れ初めって周りにどう伝えた？｜ウェディングニュース
結婚相談所を利用して結婚した女性を対象に行ったアンケート調査によると、約半数の人が結婚式での馴れ初めを「友人の紹介」としています。
結婚式には親や親せき、友人、職場の上司、同僚などさまざまな人がいるため、結婚相談所に対する考え方も多種多様。
中にはあまりよいイメージを抱いていない人もいることを想定して、ほかの理由で紹介したり、馴れ初め自体に触れなかったりする人が多い傾向にあります。
結婚式で馴れ初めを隠すことは悪いじゃない！ふたりが納得いく方法を選ぼう
このように、結婚相談所で知り合ったカップルが結婚するときは、時と場合によってさまざまなパターンを使い、馴れ初めを紹介しています。
結婚相談所で知り合ったことを隠すことは、悪いことではありません。
どんな出会いでも幸せな結婚をすることが結婚の勝ち組です。
また、結婚式はふたりのための儀式です。
ふたりが納得いく方法で結婚式を行い、周りの人からたくさんの祝福をいただきましょう。
