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結婚相談所で結婚すると離婚率は高い?実は恋愛結婚と比べると30%も低かった!

結婚相談所離婚率アイキャッチ

「日本人の離婚率が増えているけど、結婚相談所を利用しても大丈夫?」「結婚相談所で結ばれたカップルも、別れてしまうの?」

いわゆる「バツあり」と呼ばれる人も多い昨今ですが、お金をかけて入会した結婚相談所でも離婚するカップルは存在するのでしょうか。

実は、恋愛結婚よりも結婚相談所で結ばれたカップルのほうが、離婚率が低いのです。

そこで今回は、結婚相談所の離婚率、離婚するカップルが少ない理由を紹介します。

この記事を読めば、離婚率から見る結婚相談所のメリットが理解できるでしょう。

結婚相談所で成立したカップルや夫婦の離婚率って高い?低い?

結婚相談所で成立したカップルや夫婦の離婚率って高い?低い?

総務省「令和元年(2019)人口動態統計の年間推計について」によると、日本全体における離婚率は約35%とされています。

離婚率の定義とは、日本人1,000人につき離婚した人の割合を示します。

これは1,000人が同じ部屋に集められた場合、その中に離婚した人が何人いるかというイメージです。

離婚率が3分の1というのは、その年に離婚した人数を結婚した人数で割った数字であるため、結婚するカップルの多さに左右されてしまうことから、正しい数字とはいえません。

こんかつちゃん
ちなみに離婚の理由は、性格の不一致がトップ。若年層では経済的な理由、熟年夫婦では介護問題や年金分割の理由が多くを占めています。

結婚相談所から成立したカップル・夫婦の離婚率は、どのようなものなのでしょうか。

結婚相談所と恋愛結婚の離婚率比較

全国仲人連合会によると、恋愛結婚とお見合い結婚の離婚率を以下のように示しています。

ここ数年、日本の離婚率は30%(人口全体では0.19%<2011年概算>)に達しているそうです。恋愛結婚の離婚率は40%と高いのに対し、お見合い結婚ではわずか10%。

引用:全国仲人連合会 – 投稿 | Facebook

結婚相談所で出会ったカップルのほうが、円満な結婚生活を続けている割合が多いとわかります。

こんかつちゃん
結婚の前にお互いを知っておくことの大切さがわかります。

そもそも恋愛結婚と結婚相談所で結婚することには違いがある

恋愛結婚と結婚相談所での結婚は、恋愛感情と結婚への意思を感じる順番が異なります。

恋愛結婚ではお互いに好意を抱いて告白し、交際するにつれて相手を一生のパートナーとして意識し、プロポーズの順です。

しかし、結婚相談所へは男女それぞれがまず「結婚したい」と思い登録します。

子供を持ちたいとか経済的な安定など、理由はさまざまですが「それぞれの描く将来プランのための結婚」が前提ですよね。

それらを実現できる相手をお見合いで見つけてから恋愛感情を育てていくことになります。

こんかつちゃん
同じ目的や価値観をもつ相手としか交際しなくてよい、という点は結婚相談所のメリットです。

結婚相談所での結婚よりも恋愛結婚のほうが離婚率が高い理由3つ

結婚相談所での結婚よりも恋愛結婚のほうが離婚率が高い理由3つ

恋愛結婚と結婚相談所のカップルは、そもそも出会い方が違います。

この出会い方の違いこそが、離婚率の低さにつながっているのです。

具体的には、どのようなポイントが異なるのでしょうか。

勢いで結婚してしまうことが多いから

恋愛感情や勢いを優先すると、お互いのライフスタイルが合うか、衣食住の価値観が一致しているのかなど、大事な点を確認しないで入籍してしまうのです。

恋愛結婚の場合、お互いのことを「好きだ」という気持ちを一番大切にして勢いで結婚しがちです。

いざ結婚生活を送る段階になると、恋愛感情だけでは乗り越えられない違いを発見したり、生活習慣や金銭感覚などの相性が合わないと感じる場合があります。

数日のお泊りや同棲では見えなかった相手の姿に違和感を覚えても時すでに遅し。

また、キャリアプランや家族計画など、長期的な視点が必要な事柄に関してどちらも妥協できずに自分の主張を譲れないケースもあります。

こんかつちゃん
テキストこういった互いの溝を埋められないままだと、離婚へ繋がってしまいます。

結婚や相手に理想を抱きすぎるから

恋愛で相手へのテンションが最高潮のまま結婚すると、欠点が目に入りません。

たとえば、過去の浮気経験やギャンブル好きなど少々不安なところがあっても、結婚して落ち着けば改めてくれると期待しやすいのです。

しかし、結婚して家族になれば身内という感覚が湧くため、より一層ルーズになる可能性が高いでしょう。

ありのままのパートナーの性格や生活態度から目をそむけて結婚すると、結婚後に「こんなはずではなかった」とがっかりしてしまいます。

こんかつちゃん
テキスト思い通りに動いてくれない相手への不満が募った結果、心の距離がどんどん遠くなるのです。

借金や学歴詐称など嘘をつかれる可能性もあるから

恋愛結婚では身分や収入を公的書類で証明しあう機会はなく、相手を信用して交際中のようすや会話から嘘をついていないか推測するしかありません。

結婚後に、カードローンや奨学金などで多額の借金を背負っていた、学歴が嘘であると発覚する恐れもあります。

詐欺師のように騙すつもりだったわけではなく、嫌われたくないから本当のことを言えなかったという悪気がないパターンも考えられるでしょう。

一度嘘がばれると、また裏切られるのではないかと疑心暗鬼になって仲がぎくしゃくします。その結果、修復できずに離婚にいたることもあるようです。

こんかつちゃん
テキスト嘘をつかれた時点で信頼関係は壊れてしまいます…。

恋愛感情が冷めてしまうと関係が終わる

恋愛感情は長くても賞味期限が3年程度といわれており、それ以降はパートナーとしての魅力や居心地のよさが重要です。

いったん恋愛感情が冷めてしまうと、関係自体がぎくしゃくして離婚を選択するカップルも多いでしょう。

恋愛では、楽しい時間を共有することがメインです。それに比べて結婚生活は日常ですから、苦しい局面に立たされる時期もあります。

また、親戚づきあいや子育て、家や車の購入など、現実的に物事を考えて乗り越えなければいけない課題もたくさん出てきます。

こんかつちゃん
テキスト恋愛感情だけで恋人を選ぶと、いざというときに頼れない、分かち合えない部分がでるかも…。

結婚相談所で結婚したカップルの離婚率が低い理由

結婚相談所で結婚したカップルの離婚率が低い理由

結婚相談所で成立したカップルの離婚率の低さは、いくつかの明確な理由があります。

離婚率の低さは結婚相談所で婚活をするメリットでもあり、夫婦のメリット・幸せでもあるのです。

具体的には、どのような理由で離婚率が低いのでしょうか。

結婚生活などを考えたうえで踏み切った結婚だから

結婚相談所では不安や悩みをコンシェルジュに相談しながら自分と向き合ううちに、パートナーに望むものが明確になります。

そのため、結婚の具体的なイメージが湧きますし、自分に合った相手をどのような条件で絞って見つければよいかがわかります。

また、勘違いや高望みしてしまっても、アドバイスをして軌道修正してくれることもあるでしょう。

冷静な第三者の意見を取り入れながら婚活を進められ、結婚を現実的にとらえている者同士でスタートを切るため、結婚生活が長続きするのです。

こんかつちゃん
第三者による見極めこそが、離婚率の低さのポイントですね。

価値観や過去などを把握したうえで結婚相手を選ぶから

結婚相談所のコンシェルジュは、担当する会員の性格や価値観について、面談もしくはサポートをとおして熟知しています。

あわせて豊富な成婚事例から、どのような男女の組み合わせだったらうまくいくか把握しています。

自分では気づいていない長所や短所を見抜いて、どんな相手がよいか考えて引き合わせてくれるのです。

人柄をしっかり見極めたうえで、相性がぴったり合う異性が紹介されるため、結婚後もスムーズにパートナーとしてやっていけます。

また、結婚相談所は登録前に身元や収入の証明が必須であることから、お互い経歴に嘘のない状態で結婚できる安心感も離婚が少ない理由のひとつです。

こんかつちゃん
ひとつの嘘はたくさんの嘘につながります。嘘がないことは、円満夫婦の必須条件です。

お互いに結婚相手の条件が合致した人同士だから

結婚相談所では、基本的に自分の希望する条件を満たす相手をコンシェルジュが探してくれます。

居住地や、家族構成、収入などがもともと希望と合致しているため、あとは二人の相性さえよければ円滑に結婚生活を送ることができます。

それに対して恋愛結婚の場合は、相手を好きだという気持ちが先行するため、条件面でそぐわないところがあっても目をつぶって勢いで入籍しがちです。

入籍すればなんとかなるだろうと楽観的に考えたとしても、根本的に妥協できない点ですれ違ってしまうと、我慢できずに離婚へ至ります。

結婚相談所なら、お見合い成立の時点で条件をクリアしているため余計な不安を抱える必要はありません。

こんかつちゃん
テキストお互いのミスマッチを事前に防ぐことができるため、円満な関係が望めます。

婚活のつらさを理解しているからこそ、安易に「別れ」を選択しない

なんとなく結婚できた人は、パートナーとの関係が悪化した時、また新しい出会いを探せばよいと安易に考えがちです。

恋愛や結婚に対する考えが軽く、関係を修復するための努力より、離婚を選んでしまうのです。

しかし、結婚相談所に登録した人はある程度婚活のつらさを経験しています。

アプリや婚活パーティーなど、他の婚活サービスでは成果が出ず、最終手段として結婚相談所に飛び込んだ人もいるでしょう。

一生添い遂げられる相手とはそうそう簡単に巡り会えないと身に染みて実感しています。

せっかく見つけることができたパートナーですから、すぐに別れを選択せずに大切にしようと考えます。

こんかつちゃん
結婚相談所のカップルは、夫婦関係を継続する意思が固いことが、離婚率の低さへつながります。

恋愛が苦手な人が多く浮気・不倫につながりにくい

結婚相談所では、お付き合いの経験が少なかったり、恋愛に苦手意識を持っていたりするからこそ登録したという声もよく聞きます。

結婚という目的のために相談所での婚活を選んだものの、人生において恋愛の比重が少ない人がたくさんいます。

家庭をもち落ち着くと、あえて不倫や浮気などしようとは思わないため、異性問題のトラブルが起こりにくいです。

異性問題は、男女共に離婚原因の上位を占めますし、浮気癖はなかなか治りません。

結婚相談所に入会するのは堅実な伴侶となってくれるタイプが多いので、浮ついた遊びに走らないのはいいことですよね。

こんかつちゃん
結婚相談所で出会った夫婦は、家族の絆に対して誠実なのかもしれませんね。

関連:結婚相談所にいる男性の特徴やレベルって?年収、年齢、顔など徹底解説!

結婚相談所の離婚率は一般的な恋愛より低く夫婦関係が継続しやすい!

結婚相談所の離婚率は一般的な恋愛より低く夫婦関係が継続しやすい!

結婚相談所の離婚率まとめ
  • 結婚相談所の離婚率は、恋愛結婚よりも「低い」
  • 結婚相談所では証明書で収入や学歴などをはっきりさせているからこそ、嘘をつけない関係である
  • 結婚相談所のスタッフという第三者によって見極められた相手だから、離婚のしづらさがある

付き合う前はもちろん、初めて会う前から相手の年収・学歴、結婚観を把握できるからこそ、結婚相談所における離婚率は低いといえます。

恋愛結婚にもたくさんのメリットや楽しさはあるものの、離婚率で見れば結婚相談所のほうがメリットが大きいでしょう。

結婚相談所は費用がかかるものの、価値観や正確の不一致があれば交際をやめられる点、スタッフによる客観的な意見がもらえるため、本当に相性が合う人との結婚ができるのです。

「いつまでも夫婦円満でいたい」と願う人は、結婚相談所での恋愛・婚活を前向きに検討してみてくださいね。

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この記事の著者

icon  solosolo編集部:Ayumi

結婚相談所・恋愛系ライター。アラサー世代。結婚したい女性の目線で記事を書いています。結婚相談所の取材も行います。

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