「同棲中の彼氏と別れたいけどなかなか話を切り出せない…」と悩んでいる方はいませんか?
別れ話をするのはただでさえ気が重いのに、同棲している場合は伝えたあとの生活や引っ越しなど、現実的な問題も山積みです。
でも、この先の未来を考えられえない人とずっと一緒にいるわけにはいきませんよね。
別れ話も引っ越しも流れを踏んで一歩ずつ行うことで、きっと彼氏も理解してくれるでしょう。
この記事では、「同棲中の彼氏と円満に別れるためのポイント」や、「具体的な引っ越しまでの流れ」を紹介しています。
悩んでいるあなたの背中を少しでも後押ししたいので、最後まで読んでみてくださいね。
同棲中の彼氏と円満に別れるためのポイント
別れ話は切り出したほうも切り出されたほうも本当につらいものですよね。
特に同棲をして今まで生活を共にしていた相手となると、お互いにとって大きな喪失感をともないます。
でもあなたが別れを決意したのは彼が運命の相手ではなかったからです。
お互いの未来のためにも、なるべく円満に話を進めましょう。
- 相手が納得するまで話し合えるように、時間に余裕を持つ
- 別れ話をするタイミングを見極める
- 別れたい理由は偽らずに相手に伝える
- 相手を責めずに、お互いのための別れだと説明する
- 情に流されて、別れ話をうやむやにしない
相手が納得するまで話し合えるように、時間に余裕を持つ
別れ話をするときは相手が納得するまで時間をかける気持ちでいましょう。
同棲相手からの突然の別れ話は、まさに青天の霹靂です。
場合によっては彼もすぐに受け入れることができないかもしれません。
今日話したからすぐに別れることになるとは思わずに、時間に余裕を持って相手と向き合いましょう。
納得のいかない別れは、相手が長く引きずる原因にもなりかねません。
別れ話をするタイミングを見極める
別れ話はあなただけではなく彼のタイミングも考えたうえで進めるようにしましょう。
ただでさえ気持ちが落ち込む話です。
もしも仕事が大変なときに話をされたら、彼の落ち込みはさらに大きなものとなってしまいます。
心に余裕がないときに重い話をされることで、売り言葉に買い言葉で話がややこしい方向に向かうとも限りません。
同棲しているからこそ、あなたは彼の様子が手に取るように分かるでしょう。
彼の心に余裕があるときに、まずは落ち着いて話をしてみてください。
別れたい理由は偽らずに相手に伝える
別れの理由は偽らずに本音で話しましょう。
別れの理由を話すことは、相手のダメなところや許せなかったところを話す必要があるかもしれません。
他に好きな人ができたという、自分の非を伝えることになる場合もあるでしょう。
それはとても言いづらいことです。
でも相手にきちんとした理由を伝えずに、「私が悪い」「あなたには他にいい人がいる」というお決まりの言葉で済ませようとするのは、一番失礼な行為です。
同棲を解消したら彼とは二度と会わないかもしれません。
最後まで相手と正面から向き合ってお別れしましょう。
相手を責めずに、お互いのための別れだと説明する
別れを選択した理由は相手に原因があると思っていても、過度に彼を責めるのはやめましょう。
あなたが相手に不満があったように、相手もあなたに我慢をしていたことが一つくらいあります。
違う人間同士が一緒に生活をするのに、一つも不満がないことはありえないでしょう。
もしもあなたが彼を責めるような発言をしたら、相手もあなたの悪いところを並べたてるかもしれません。
その結果、円満な別れとは程遠いケンカ別れになるリスクもあります。
あくまでもお互いの未来のための選択であることを強調しましょう。
ただし、彼の浮気やギャンブル癖など圧倒的に悪いところがあった場合は責めたくもなりますよね。
その場合は、責めるよりも淡々と相手の原因であることを伝えるようにしましょう。
情に流されて、別れ話をうやむやにしない
情に流されていつまでも別れることができない状況にならないように気をつけましょう。
同棲していた相手には、少なからず情がわいているものです。
そのため離れると決めたあとでも、何度でも迷いが生じてくるでしょう。
一緒に生活していた部屋には、きっといい思い出もたくさんあります。
でも、情と愛情は別物です。
ずっと隣にいた人がいなくなる喪失感を受け入れなければ、いつまでも前に進むことはできません。
彼に説得されてもう一度やり直す気持ちになったとしても、それはただの情じゃないのか、なぜ自分は別れ話をしようと思ったのか、冷静に考えてみましょう。
別れ話が上手くいかなかった場合は?
最大限彼に配慮してタイミングを見計らって別れ話をしても、こじれてしまうことはあります。
あなたに未練のある彼は、どんなことをしても別れないと躍起になって説得しようとするかもしれません。
そこで彼のペースに流されないようにするにはどうしたらいいのか。
別れ話がこじれたときに効果的な方法を紹介します。
実家や友達の家に行くなど、少し離れて生活してみる
物理的に距離を置くのが一番最適な方法でしょう。
仕事や学校の都合があり難しい場合もあるかもしれませんが、実家や友達の家に泊まるなど、まずは相手と離れる方法を考えましょう。
相手もあなたと距離をとることで冷静に考える時間ができます。
そのうちにあなたがいない生活を想像できるようになるかもしれません。
ほとぼりが冷めたころに連絡をして、改めて別れ話を再開しましょう。
可能なら、先に同棲を解消するのもあり
もしもあなたの中で、彼と別れたい気持ちが揺らがないのであれば、先に同棲だけ解消するという手もあります。
そのためには、新しい部屋を探して引っ越しをするための時間が必要になりますが、相手にあなたが本気であることは伝わります。
ただ勝手に解消してしまうと、これまで家賃を折半していた場合に相手と揉める可能性が大きいです。
「引っ越すからもう家賃を払えない」と急に言われたら、相手も困ってしまいますよね。
相手と家賃についてどうするか話し合ってから引っ越しをするか、数か月はこれまで同様に折半していた家賃を払う覚悟が必要かもしれません。
同棲中に別れを考える原因
同棲中に別れを意識する原因にはどんなものがあるのでしょうか。
必ずしもこれだけとは言い切れませんが、一般的に多い原因をまとめてみます。
- 彼氏がなかなか結婚を考えてくれない
- 今まで知らなかった嫌なところを見て気持ちが冷める
- 相手が家事をしてくれないことに腹が立ってくる
彼氏がなかなか結婚を考えてくれない
ある程度年齢を重ねているカップルの場合、女性は結婚を意識していることが多いでしょう。
ところが相手がいつまでも煮え切らない態度で結婚の話をうやむやにしている場合は、別れを考えるケースがあります。
お互い結婚を意識する年齢で同棲をする場合は、少なからず結婚を意識してしまいますよね。
いつプロポーズしてくれるのか心待ちにしているのにその気配もなく、自分から話をしてもごまかされてしまう場合は、時間の経過とともに気持ちも冷めてしまうでしょう。
今まで知らなかった嫌なところを見て気持ちが冷める
一緒に生活をすることで、今まで知らなかった相手の嫌なところを知って気持ちが冷めてしまうパターンもあります。
付き合っているときには週に何度か会っていた場合も、同棲となると毎日同じ家に帰ってきます。
平日の仕事終わりや予定がない休日の過ごし方など、今まで知らなかった姿をたくさんみることになるでしょう。
その中でどうしても許せないことがないとは限りません。
思いもよらぬ相手の姿に、まさに百年の恋も冷めることになるのかもしれません。
相手が家事をしてくれないことに腹が立ってくる
結婚をしていれば専業主婦という選択肢もありますが、同棲の時点では女性も男性同様に働いている人が多いのではないでしょうか。
そのため家事の負担が彼女に集中してしまうと、段々耐えられなくなるケースがあります。
今は男性でも家事をする人が増えていますが、それでも女性が家事をするという風潮は完全にはなくなっていません。
同じように働いて帰ってきたのに、相手が何もしてくれないのは腹が立ちますよね?
「この人では結婚後も思いやられる…」と感じる女性も多いでしょう。
同棲解消までの流れ
別れ話をすることは精神的にも体力的にも想像以上に疲れるものです。
しかし、同棲解消によって必要になる準備は気持ちが落ち着くまで待ってはくれません。
できるところから準備を始めておくといいでしょう。
- 引っ越しや退去にかかるお金を貯める
- 退去日を決めて、引っ越し先を探す
- 二人で使っていた物をどうするか話し合う
- お金や物の貸し借りを清算する
- 引っ越しをする
①引っ越しや退去にかかるお金を貯める
別れ話をする前からできる一番大きな準備は、引っ越しにかかるお金を貯めておくことです。
引っ越しは想像以上にお金がかかります。
特にあなたが同棲を解消したあとに一人暮らしをする場合は、ある程度のまとまった金額が必要になるでしょう。
貯金がたくさんあれば別ですが、そうでなければ別れ話をする前に必要な金額を計算して準備しておけるといいです。
また、相手に引っ越し資金がなくてすぐに引っ越せない場合は、相手がしばらくその家に住み続ける可能性があります。
その場合は、あなたがこれまで通り家賃を払うことになりかねないので、可能性がある場合はそのあたりも考えておくといいでしょう。
②退去日を決めて、引っ越し先を探す
別れることが正式に決まったら、相手と相談して退去日を決めましょう。
そのうえで引っ越し先を探すのがベターです。
引っ越し先は別れ話の前に決めておきたいと思うかもしれませんが、物件はあまり長く仮押さえしておくことができません。
不動産屋にもよりますが、せいぜい3週間前後ではないでしょうか。
お金の面でも精神的にも相手の準備がすぐにできない可能性があり、どのくらいで引っ越せるかはわかりません。
そのため、物件探しは退去日が決まってからのほうがいいと言えるでしょう。
必要なら引っ越しまでの間に泊まる場所を確保する
退去日を決めてから物件が決まるまでの時間を相手と過ごしたくない場合は、あらかじめ引っ越しまでに身を寄せる場所を確保しておきましょう。
実家が近い人はいいですが、実家が遠い場合は友達を頼るのが一番現実的な方法です。
それもなかなか難しい場合は、同じ家で過ごすしかないかもしれません。
そうなってもいいようにできるだけ円満に別れておきたいところです。
③二人で使っていた物をどうするか話し合う
家具や家電などの大きなものから、食器や調理器具などの小さなものまで、二人で使っていたものはたくさんあります。
基本的に、お互いが同棲前に使っていたものはそれぞれ元の持ち主が持っていくことになるでしょう。
問題は同棲後に二人のお金で購入したものです。
特に金額の高いものほど、お互い譲りたくない思いがあるかもしれません。
あなたから別れ話を持ち出したのであれば、よっぽどのことがない限り彼の意見を尊重させることが望ましいですが、すべて譲ってしまうのも…と思いますよね。
どちらが持っていくのがいいか、一つ一つよく話し合って決めましょう。
④お金や物の貸し借りを清算する
同棲しているとよくあるのがお金や物の貸し借りです。
これについても事前にきちんと確認しておきましょう。
貸したつもりがなくてもとりあえず払っといた、みたいなことはよくあります。
あとから思い出して損な気持ちになることも、相手から連絡がきて気まずくなることもできれば避けたいですよね。
服や小物なども同じ場所で保管していたから気づかずに持ってきてしまった、ということがないようにしましょう。
⑤引っ越しをする
無事に物件が決まり引っ越し業者を手配して、いよいよ引っ越し本番です。
荷造りをしているときなどは、これまでの思い出が浮かんでくるでしょう。
いい思い出もたくさんある家を出るのはさみしい気持ちにもなりますが、前を向いて新しい未来へ進みましょう。
引っ越しにはどのくらいお金が必要?
最後に引っ越しにかかるお金について説明します。
地域や物件によって変わりますので、あくまで参考程度にとどめてください。
退去するときに必要なお金
どちらかがその家に残る場合は関係ありませんが、二人とも引っ越しをする場合には退去時にも費用が発生します。
こちらは主に原状回復費用といって、壁紙の張り替えや床の汚れのクリーニングなどのハウスクリーニングに使われます。
部屋の広さや汚れ具合にもよりますが、1LDKの場合で5万円前後が相場となるでしょう。
新居の契約に必要なお金
- 敷金・礼金
- 仲介手数料
- 保証金
- 火災保険
- 鍵交換費用
- 初月家賃
一般的に上記のような費用が、入居時の初期費用として発生します。
最近では初期費用を抑える代わりに月々の家賃を少し高くするプランを用意している不動産屋もあるので、自分の状況を考えて調べてみるといいでしょう。
その他、用意しておいたほうがいいお金
もしも一人暮らしをする場合は、足りない家具や家電もでてくるかもしれません。
引っ越しの話し合いで彼に冷蔵庫や洗濯機を譲った場合は、購入しなければなりませんよね?
最低限必要なものだけは、あらかじめ考えて準備をしておくようにしましょう。
お互いの未来を考えて、納得のいく決断を!
この記事では、「同棲中の彼氏と円満に別れるためのポイント」、「具体的な引っ越しまでの流れ」について紹介しました。
同棲中の別れはあなたにとっても相手にとっても、相当に負担がかかるものです。
お互いにとって最良の未来を選できるように、納得のいく答えを探しましょう。
つらいことの先にはきっと明るい未来が待っているはずです!
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solosolo編集部:akira
自身も複数のマッチングアプリを経験。婚活を頑張るすべての女性を応援したい。読者の役に立つ記事を実体験も含めて書いています。